オーディオテクニカ社から、Bluetooth接続としてはハイエンドモデルに相当するワイヤレスヘッドホン「ATH-WS990BT」が発表されています。有線/無線接続の両対応で、53mmφと言う大型のドライバが採用されています。スピーカーの音響特性は上限が40KHzで、有線接続時にはハイレゾ対応と言えますが、Bluetooth接続時にはハイレゾ音源対応のサウンドコーデックには対応していません。対応しているコーデックはSBC/AAC/aptXなので、CD音質が精一杯と言う事になります。同時発表のサウンドレシーバーはLDAC対応なのに。ご覧の通りの密閉型ヘッドフォンで、重量は300g程あります。ただし、大型のクッションを取り付けたヘッドバンドと、硬度が異なる2種類のクッション材を用いたイヤーパッドが支えるため、数字程には重さを感じないかと。このクッションで外部のノイズを遮断し、ノイズキャンセリング機能で外部からの雑音を排除します。ただ、このままでは外部の音が聞こえないので、ヒアスルー機能によってワンタッチで外部音声を聞く事を可能にしています。物理的にでかいと言う事は、内蔵するバッテリもでかいと言う事で、連続音楽再生時間は30時間。完全ワイヤレスやネックバンド式では、到底追いつけない数字になっています。ノイズキャンセリング機能とハイレゾ再生の省かれた「ATH-WS660BT」も同時に発表され、ともに11月10日の販売が予定されています。店頭予想価格は、それぞれ25000円/15000円前後との事です。
参照:ワイヤレスヘッドホン「ATH-WS990BT」
参照:ワイヤレスヘッドホン「ATH-WS660BT」
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