バッファロー社から、同社製品としては考えられないデザインの無線LANルータ「WTR-M2133HPシリーズ」が販売されます。厚めのお盆の上に白い羊羹がのったかの様なデザインで、従来の様な四角いデザインからは相当に逸脱しています。この中央の部分は可動式の指向性アンテナになっており、回転と盤面からの角度を変える事で、中継機や据え置き型PCとの通信を最適化できます。残念ながら、移動中のスマフォに常に向くと言う事はなさそうですが。無指向性アンテナと言ってもビームフォーミングは可能なので、物理的にでは無いにせよ、通信の安定化を図る事は可能です。可動型アンテナは5GHz帯のW56に対応し、円盤の中には2.4GHz帯と5GHz帯のうちW52/W53で使用する無指向性アンテナが内蔵されています。W56は4KTVの配信用としても想定されており、通信の優先順位を設定できる4Kモードに対応しています。もちろん、通常使用でも、接続する機器を判別し、可能ならば空いているバンドに誘導したり、干渉波の自動回避等の機能を持ちますから、安定した通信が見込めそうです。ペアレンタルコントロールやフィルタリング機能も有していますから、親御さんに知識があれば、お子さんに有害な情報を見せずに済みます。何でもフィルタリングすると言うのはどうかと思いますが。有線LANはWAN側1ポート、LAN側3ポート。オンラインでの販売価格は27700円(税抜)です。
参照:WTR-M2133HPシリーズ
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