2.5"系のHDは、現在300GBまでのモデルが発表されており、今まではSolid State Diskがその容量に追いつくのは至難の業でした。
Adtron社が発表したのは、SSDとしては最大容量の160GBモデルまでの新製品で、IDE/SATAそれぞれのインターフェースにあわせた商品があるようです。特殊なコントローラを用いて、転送速度70MB/Secが実現されているようで、能力的にもハードディスクを超えています。おそらくは、ストライピングの様な機構を有していて、同時に書き込んでいるパターンではないかと思うのですが。
ただし、集積度の問題からか、容量が大きいモデルはそのままリプレースできる程度の厚みにはなってません。96GBモデルで15ミリ厚、160GBモデルでは22.5ミリ厚と、一般的な2.5"系ハードディスクの9.5ミリ厚に比べて圧倒的な厚みです。リプレースできる程度の商品がリリースされるまでには、もう一世代くらいは進化が必要でしょう。
参照:IDE and SATA 2.5-inch Flash Disks Package
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