木曜日, 7月 19, 2007

バッファロー社よりシリコンドライブの新型発表

バッファロー社から、同社がシリコンドライブと呼ぶフラッシュメモリベースの大容量ストレージの新製品が発表されています。8/16/24/56GBが用意されており、メーカー希望小売り価格はそれぞれ19810/30000/42950/94980円になります。なお、56GBのみ、受注生産になっています。これだけのメモリがあれば、十分にシステムそのものをインストールしたり、丸ごとバックアップしたりできます。なお、このドライブは通常のUSBメモリの形状ではなく、1.8"系の外付けドライブの様に見えるデザインが採用されています。Windows形のOSで使用する場合にはTurboUSBが有効になる様で、Macへの対応は後ほどという事になると思われます。付属ソフトも、Windows系オンリーはいつもの事。
ちょっと特殊なのは、内部のメモリセルの構成がSLC(Single Level Cell)とMLC(Multi Level Cell)のハイブリッド構成になっている事です。一般的には、前者は高速だがコストが高く、後者はローコストだけどスピード的にはいまいちという評価のはずです。今回、これをハイブリッド構成にしているというところからは、ReadyDriveの様な構成にしているのではないかと推測します。つまり、データの書き込み時には、一旦バッファとなるSLC領域に書き込みが行なわれ、それを後からMLC領域に書き込んでいるんじゃないかな、と。十分な量のバッファ領域が用意できれば、見かけ上のスピードは向上している様に映ります。
参照:SHD-UHシリーズ

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