IOデータ社から、USB接続の無線LANアダプタが発表されています。IEEE802.11n(ドラフト版)に対応した無線LANアダプタWN-GDN/US2はIEEE802.11b/gにも対応しており、11n接続時は300Mbps(40MHz幅使用)/130Mbps(20MHz幅使用)と言う最大転送速度が可能になります。もっともこれは理論値ですから、実動はこれ以下となります。事実、スループットは最大で76.89Mbpsと公表されているので、理論値の1/4程度となります。これでも、54Mbpsの11gに比べると3倍以上だそうですから、それなりに高速化は期待できるでしょう。なお、動作確認されているアクセスポイントには、アップルのExtremeベースステーションがありますが、これを使用した場合にはWEPでの接続が行なえないそうです。対応OSはWindows 2000/XP/Vistaで、オンラインでの販売価格は6300円。出荷は6月上旬からだそうです。PC本体側のUSBポートが余っている方は、繋いでみては如何でしょうか?なお、USBハブ接続等はサポートしておらず、当然MacOSXも未対応です。
ちょっと、USB2.0の通信速度の方が余裕が無いので、その辺りがスループットに影響しているのではないかと思います。う〜ん、チップにRALink社のチップが使われていれば、Macでも使えるかもしれませんが。
参照:IEEE802.11b/g対応 IEEE802.11n Draft 2.0 無線LANアダプター
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