エプソンのカラリオブランドで,文書の電子化に特化したかの様なスキャナが発表されています。GT-D1000は大量の文書の電子化の為にADFを標準装備したスキャナで,カラー原稿で12ppm,モノクロ原稿で18ppmと言う高速取り込みを可能にしたスキャナです。基本はA4版に対応したスキャニング領域ですが,ADF使用時には主スキャンが600dpi、原稿台使用時は同1200dpiになります。ADFによる連続スキャンが可能なのは,大量の文書をファイル化する際には便利な機能と言えます。もちろん、カラースキャナとしての機能も充実しており、3ラインのCCDセンサの読み取り諧調は各色16bitと一般的なモニタ等よりも深くなっています。
スキャナドライバの対応OSはWindows 2000/XP/VistaとMacOSX10.2.8以降となっていますが,付属の日本語OCRソフト「読んde!! ココ パーソナル」や文書ファイリングソフト「Presto! PageManager 8 Standard」等の対応OSは微妙に違っていますので,注意してください。販売価格は,3万円台後半とされています。
複合機に押されて,スキャナの販売数は右肩下がりと聞きますが,こういう特化した商品にする事で現状の打開策が見える様に思います。スキャナにしか出来ない事,機能特化した商品等はまだがんばれる様に思います。
参照:GT-D1000
0 件のコメント:
コメントを投稿