水曜日, 5月 28, 2008

ノートPC用外部グラフィックスアダプタ

ノートPC用の外部グラフィックアダプタといえばUSB接続のモノが頭に浮かびますが,ASUSTech.からリリースされたROG XG Stationは接続インターフェースにExpressスロットを採用しており、USB接続に比べると圧倒的な高速表示が可能なデバイスです。Expressカードスロットは、USB2.0とPCI-Express x1の両方のインターフェースを兼ね備えている訳ですが,この商品はPCI-Express x1をインターフェースに使っています。デスクトップで言えば,ちょっと低速のグラフィックアダプタと言う事になるのかもしれませんが,グラフィックチップにはGeForce 8600 GT/540MHzを搭載し,DDR3/128bit接続のVRAM容量は256MB。外部モニタ端子はDVI-IとTV出力で,HDTV及びVGAへの変換アダプタが付属する様です。最大表示能力は3840 x 2400で、対応OSはWindowsVistaになります。正面ディスプレイはGUPのクロック周波数や温度、フレームレート等がグラフィカルに表示されます。公称ではIntel社の統合チップの945GM Express内蔵グラフィックス比で12倍,965GM Express比では6.7倍の速度になる様です。もちろん,内蔵のLCDモニタの表示を高速化する事は出来ませんが,外部モニタの表示は高速化する事が出来ます。
なお,本機にはサウンド機能が含まれており,Dolby Headphone/Virtual Speaker/Digital Live/Pro Logic IIx等に対応しています。また,せっかくのExpressスロットなので,使われていないUSBポートは4ポートのハブで利用可能になります。なお、Expressカードスロット供給の電力では動作できず,ACアダプタが付属します。
PCカードバス対応のグラフィックアダプタがありましたが,その過剰進化版がこの商品と言う事になるでしょう。カードバスの頃は小さかったんですが,これはかなり大型になりますから。
参照: ASUS ROG XG Station

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