CeBIT2009に於いて、A-DATA社から2.5"HDD物理互換のSSD「XPG™」シリーズが発表されています。2.5"径としては最大容量の512GBまでのシリーズで、最大転送速度もシーケンシャルリード時で230MB/Sec、シーケンシャルライト時で160MB/Secとかなり高速になっています。インターフェースはSATA I/II、外形サイズは100.0mm(L) x 70.1mm(W) x 9.2 mm(H)です。ハードディスクとして一般的な9.5mm厚ではありませんが、内蔵に際しても支障はほとんどないでしょうから、既存のノートPC等内蔵ハードディスクの交換用と考える事も可能です。あまり重要ではありませんが、重量は85g程です。MTBFは150万時間、耐G性能は1500G/0.5msと桁違いです。多分、内蔵ドライブとして使用した場合にこの加速度を与えたら、先にノートPCや外装が壊れるでしょう。耐環境性と 放熱を考慮してか、ケースそのものはアルミ合金製が採用されています。販売時期等は未発表ですが、販売されれば2.5"径ではHDDに匹敵する容量を確保した事になります。次は1TBクラスになると思われますが、案外とHDDよりも先に実現できるのかもしれません。
参照:A-DATA® Launched the Highest Capacity in the Industry 512GB XPG™ 2.5” SSD at CeBIT 2009
0 件のコメント:
コメントを投稿