現在のヤシカブランドの製品を販売しているエグゼモード社から,デジタルハイビジョンカムコーダのDVC575が発表されています。ハイビジョンとは言っても,いわゆる720p対応と言う奴で,ムービー撮影時の最大解像度は1280 x 720になります。その他,848x480のWVGAモード,320x240のQVGAモードでの動画撮影が可能です。コーデックはH.264で,動画ファイル形式は珍しいQuickTimeのmov形式。撮像素子は500万画素のCMOSで、300/500万画素の静止画の他,画素補完による800万画素相当の静止画の撮影も可能です。記録メディアは内蔵128MBのフラッシュメモリと、SDメモリカード(最大2GB)/SDHCメモリカード(最大8GB)です。SD/SDHCメモリカードは別売です。電源は単4乾電池か単4ニッケル水素バッテリが4本で,ちょっと耐久性には疑問が残ります。PCとの接続はUSB2.0/1.1ですので、マスストレージクラス対応のため,PCに直結はできますが,ACアダプタが接続できるとはどこにも書いてないので,メモリカードリーダ/ライタ経由の方が安全そうです。対応OSはWindows 2000/XP/Vistaで、Quicktimeを使用しているにも関わらずMacは含まれません。
宣伝文句に比べて,仕様がショボイ感じがあります。ハイビジョンだぁと言いつつ1080i/p未対応とか,メモリカードは別売とか。それと,記事執筆時点では、機能には32MB内蔵メモリ搭載とありますが,仕様には128MB内蔵とあります。この辺り,流用するのはいいんですが,もう少しチェックして欲しい感がありますねぇ。
参照:デジタルハイビジョンカメラ「DVC575」
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