QNAP社から新型のNAS「TS-239 Pro Turbo」が発表されています。1.6GHzのAtomプロセッサと、1GBのDDRIIメモリによって、かなり高速に処理をしてくれる事が期待されます。ハードディスクは正面から入れ替え可能な2ベイ式で、RAID0/1/JBODの構成がとれます。ただし、標準構成ではハードディスクは付いていません。内蔵可能なハードディスクはSATA/SATAII接続の製品ですから、最大容量は4TB(2TBx2)になりますが、RAID構成によって変わります。外部にはUSB2.0ポートが背面に2基と前面に1基、eSATAポートが背面に2基あるので、あとからプリンタを接続したり、ストレージ容量を簡単に増やす事も可能です。背面の謎のDB-15ポートはVGAポートにしか見えませんが、Reservedとなっています。ネットワークに関してはGigabitEthernet対応のRJ-45コネクタが2基あり、別々のネットワークとして利用できる様です。サーバソフトも、この種のNASとしては標準的なAFP/SMB/NFS等のプロトコルに対応したファイルサーバ機能の他に、FTP/WEB/iTunes/UPnP/MySQL等のサーバ機能が含まれているので、一般的な利用には十分だと思われます。ホームと言うよりも、スモールからミッドレンジのビジネス用と向けと言えるでしょう。ただし、管理ができる人間がいると言う前提ですが。クライアントとしては、Windows 98/ ME/ NT/ 2000/ XP/ 2003/ Vista,Mac OS X,Linux,Unixが利用可能です。国内ではプリンストン社が代理店になっているのですが、未だ公式な発表はない様です。
参照:TS-239 Pro Turbo NAS
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