水曜日, 2月 03, 2010

QNAP社のミドルレンジのNAS

QNAP社から、ミドルレンジのNAS「TS-239 Pro II Turbo NAS」「TS-439 Pro II Turbo NAS」が発表されています。共に1.66GHzのATOM D410シングルコアプロセッサを搭載しており、1GBのDDR2RAMを搭載し、システムは内蔵のフラッシュメモリを用いた512MBのストレージから起動します。外部接続用として、GigabitEthernet対応のRJ-45ポートが2基、USB2.0ポートが5基、eSATAポートが2基装備されています。クライアントとしてはWindows 2000/XP/Vista/7,MacOSX,Linux,UNIXとなっていますので、市販されているほとんどのシステムが接続可能です。という事でお分かりの通り、基本となるコントローラ系は両者で同一。違うのは内蔵ハードディスクベイの数で、TS-239が2基、TS-439が4基のドライブベイを内蔵し、共にハードディスクインターフェースはSATA。RAIDコントローラも、おそらくは同一の仕様ですが、ハードディスクの数の差によって、TS-239ではシングルドライブ、JBOD,RAID0/1への対応なのに対して、TS-439ではRAID5/6/5+Spareという構成が追加されています。2台のドライブでは、RAID5以上はできませんから。ハードディスクをフルに突っ込んだ際の最大容量は、TS-239で4TB、TS-439で8TBになります。また、ソフトウェアサーバの仕様も同一で、WEB/ファイル/プリント等の各種サーバ機能が用意されています。この辺りは、従来機種とほぼ同等です。
最近は、秋葉原の各ショップ店頭でも取り扱われているのを見かけますし、何よりもファイルサーバはネットワーク上では必需になりつつありますので、せめて仕事用に導入しておいた方が良いのではないかと。
参照:TS-239 Pro II Turbo NAS
参照:TS-439 Pro II Turbo NAS

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