金曜日, 3月 12, 2010

安くてそこそこの性能のSSD

OCZTech.社からSSDの新シリーズ「ONYX」が発表されています。この製品は容量32GBのみで、インターフェースはSATAII/3Gbpsに対応しています。64MBのオンボードDRAMキャッシュとフラッシュメモリにはMLCを採用しており、最大転送速度はリード時で125MB/Sec、ライト時で70MB/Sec。最近の高スペックモデルからすれば、半分程度の転送速度です。ハードディスクに比べればかなり高速な製品ですが、SSDとしては遅い部類にはいります。TRIMコマンドもサポートした、最近の設計であるのは間違いないのですが。これには理由があります。最大の理由は、このドライブの市場予想価格が$100以下であること。以前、パラレルATAのSSDが人気を博したことがありますが、エントリーレベルのモデルで30GBクラスが1万円ちょっとという価格であったことも理由の一つでした。惜しむらくは、性能最大十四になってしまったために、この価格帯の製品がなくなってしまったことです。今も市場価格で1万円を切る商品はでて来ていますが、ようやく下がったかと言う製品が多いのです。これは、最初からその価格帯をねらったものです。とはいえ、起動用としての容量が精一杯で、各種のアプリ等を入れると厳しいので、サブドライブが必須にはなります。安価にSSDでシステムを組みたいとか、サブドライブがあることを前提としているのなら、これでもそこそこの性能にはなります。
参照:OCZ ONYX SERIES SATA II 2.5" SSD

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