OWC社から、ポータブルタイプのハードディスクMERCURY Elite-AL Pro miniという長い名前で販売が開始されています。従来のMercury On-the-GOシリーズとの最大の違いは筐体がアルミ合金製になったことで、これによってこもりがちだった熱を、外部に発散し易くしています。これは基本デザインを3.5"HDD内蔵のEliteAL Proをベースにしているためですが、インターフェースは変わらずeSATA,FireWire800 x 2,USB2.0の3種類4ポートになっています。FireWire400に関しては、変換アダプタが付属するので、購入直後から使用可能です。内蔵ハードディスクはSATA接続の2.5"で、電源はバスパワー供給か、別売のACアダプタから行ないます。標準で用意される容量は豊富で、5400rpmでは250GB/320GB/500GB/640GBが用意され、オンラインでの販売価格は$119.99/$129.99/$154.99/$189.00。5200rpmでは1TBが用意され、オンラインでの販売価格は$299.99-。7200rpmでは320GB/500GBが用意され、それぞれ$144.99/$189.99で販売されます。また、SSDも50GB/100GB/200GBが用意され、販売価格は$299.99/$469.99/$849.99です。なおドライブレスのモデルもあり、ソフトウェア付きで$94.99、ケースのみで$84.99で販売されます。
全体が熱伝導率の高いアルミ合金製になっているのと、前面がメッシュ状になっているのと合わせて、かなり冷却効率は良さそうです。7200rpm等の比較的発熱量の大きいドライブでも安心して使えます。
参照:OWC Mercury Elite-AL Pro mini
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