火曜日, 7月 20, 2010

次世代コントローラ搭載のSSD

A-DATA社から、新型SSD「S596 Turbo」が発表されています。JMicron社製のJMF616をコントローラとして持ち、DRAMキャッシュは128MBと大容量。2.5"ハードディスクと物理互換の製品で、用意される容量は32GB/64GB/128GB/256GBの4機種です。一応、TRIMコマンドサポートです。なお、インターフェースは3Gbps/SATAとUSBがある様です。SATA接続時の転送速度はリード時最大で260MB/Secですが、ライト時は容量によって変わります。32GBモデルのデータはありませんが、64GBで130MB/Sec、128GB/256GBモデルでは210MB/Secになります。リード時最大転送速度は、ほぼ規格上の上限値に近いので、これを上げるには6Gbpsのインターフェースの装備が必要になります。これは、もうしばらく先になるでしょう。32GBモデルは、64GBモデルと同等か、これ以下になると予想されます。USB接続時は、これよりも明らかに下がります。
次世代コントローラと言う割に高速ではないという見方もあるでしょうが、速度が頭打ちなのはインターフェースの規格上の問題であって、コントローラの役割はフラッシュメモリの取り扱いの方に優れると言った様に考えた方がいいでしょう。
参照:S596 Turbo

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