金曜日, 3月 11, 2011

可搬型ソーラーパネルユニット

昨年の11月に発表があり、今年の1月から出荷が始まっていると言う株式会社オーエスのソーラ発電ユニットが、PV EXPO2011に出品されました。富士電機システムズの持つ薄型ソーラパネルシートと、オーエス社のプロジェクタスクリーンの巻き取り機構の応用により、移動の際には小型の製品となり、移動先で展開すると言う運用が可能になっています。モバイルと言う言葉から想像できる程の小型/軽量と言う訳ではありませんので、トランスポータブルと言う方が適切でしょう。それでも、バッテリ込みで3kg程度の重量に抑え込まれていますので、かなり軽量とは言えますが。内蔵バッテリはニッケル水素バッテリが用いられ、外部出力は12V。12Vのプラグはシガレットライターのソケット型ですが、付属のアダプタでUSBバスパワーでの出力も可能です。フル充電までの時間は5時間程が想定されています。IP13の防滴規格に対応していますので、多少の雨ならばなんとかなる様です。市場予想価格は5万円前後。災害時等の緊急発電用と言うことを考えると、頼もしい製品と言えます。
参照:初のスプリングローラー巻取り型モバイルソーラーユニット

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