米海軍で、Northrop Grumman社の無人航空機MQ-4C"Triton"が紹介されています。型番から見てもお分かりの通り、この機体はRQ-4グローバルホークをベースにした機体で、型番からすると攻撃能力を持っている事が伺えます。武装についてはなにも記載がないんですが、米軍の区分では無人機で偵察オンリーならRQで始まる型番が割り振られ、攻撃能力があればMQで始まる型番が割り振られていますから。用途等からすれば、RQでもおかしくはないはずなんですが。こちらについてはBAMS(Broad Area Maritime Surveillance)対応機という事で、広域海上監視用に用いられる様です。最大滞空時間は約30時間。従来は有人機が行っていたため、長時間の滞空ができませんでしたが、丸一日分の監視が可能という事になります。ただし、空母への搭載等は考えられてはいないようで、地上基地からの離発着のみになりそうです。まぁ、操縦系統がRQ-4と共有でしょうし、地上発進型というのは当然かもしれません。とうぜん、紛争地域近くの海上監視がメインでしょうが、場合によっては密輸入の監視等の目的でも使われるかもしれません。
参照:Northrop Grumman Unveils U.S. Navy's MQ-4C BAMS Triton
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