理化学研究所で適応知性研究チームで、仮想現実ならぬ、代替現実(Substitutional Reality)システムを開発したと発表しています。HMDに取り付けたカメラの映像とあらかじめ撮影していた過去映像を、被験者に気づかれずに切り替えて見せる事で、過去映像を現実のものと認識させる事に成功した様です。そこにいるように見えてはいるけれど、実際には何もないという空間の再現を可能にした訳です。
で、この理科研のグループとパフォーマンスグループのグラインダーマンとのコラボレーションで、体験型パフォーマンス「MIRAGE」を行うそうです。期間は8月24〜26日、場所は日本科学未来館です。ただし、体験できるのは一度に1名のみで、約10分間のパフォーマンスを体験できます。美味くすれば、自分の周りに見えているアーティストが現実にそこにいるのか、それとも実は誰もいないのか、そういう珍しい体験ができる様です。なお、体験には予約が必要になりますので、公式ウェブサイトからお申し込みください。
参照:もう1つの現実を体験する「代替現実システム」を開発
参照:「MIRAGE」公式ウェブサイト
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