テーブルにもいろいろとありますが、熱に反応する塗料みたいな面白い素材を利用すると、こういうモノができます。Jay Watson氏のデザインによる作品「Linger a Little Longer」は全体が真っ黒な塗装をされたテーブルですが、ここで使われているのは熱に反応して透明化する塗料なので、例えば温かいコーヒーを入れたカップを置けばその下の塗料が透明化して、地の木目が見えるようになります。人が突っ伏せば、当然そこも温度が上がる訳で、接触した部分だけが透明化します。極端に言えば、温泉街のお土産品の定番である湯上がり美人を描いたお茶碗と同じ原理な訳です。テーブル自体は割りと広いので、こういうのをオープンカフェなんかで見かけると楽しいと思います。もっとも、椅子もそういう素材で塗装されているので、お尻の形が丸わかりになってしまいますけれど。ちなみに、素材は欧州樫なので、かなり頑丈です。
参照:Linger a Little Longer
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