これはもう努力と根性と言うよりは、執念に近いモノを感じますが、YouTubeにとんでもないラジコン機の動画がアップされていました。オリジナルは背後にあるF-16。これはオランダのSolo Display TeamのF-16で、航空ショー等の展示飛行用に用いられている機体です。ド派手なオレンジとブラックの塗装に、機体の上下面には細かな画が入れられています。重要なのはそこではなくて、手前にあるスケールモデルのラジコン機。スーパースケールと呼ばれる種類のモデルで、もちろんハンドメイド。とは言え、単純に塗装を施した大型モデルと言うのではなく、執念とでも言うべき凝り方をしたモデルです。脚部はオリジナルのCADデータから起こし、胴体部に収納可能。もちろん、収納時の脚部カバーも動作します。水平尾翼のエアブレーキも動作し、タンクはケブラー製のハンドメイド。動力はラジコン用のジェットエンジンですが、多分、可能ならばここも実機のスケールエンジンを自作したかったのではないかと。すごいのはコックピット周りで、フライトディスプレイやヘッドアップディスプレイ周りも、それっぽく表示する様になっています。つか、ここまでしているモデルは初めてみましたよ。しかも、それで飛行可能と言う恐ろしい技術です。大きさもそうですが、ここまでの凝り方に脱帽です。
参照:JWM2013 presentation F16 Orange Gerald Rutten
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