今ではスマフォでも高品質な動画が撮影できる様になりましたが、ここに至るまでの動画撮影の歴史を語る上で欠かせないのが8ミリフィルムです。今ではフィルムの入手もままならなくなっていますので、カメラが死蔵されているケースの方が多いと思うのですが。デザイナーのHayes Urban氏はこれを再活用しようと、フィルムの代わりに装着するデジタル録画ユニット「NoLab」を発表しています。録画はSDメモリカードに行われるので、現像所要らずと言う訳です。現像に回す時間とコストを節約し、テレシネ装置等でデータ化する必要もない上、8ミリカメラ独特のレンズを用いた撮影が可能と、良い事尽くめの様に思えます。昔の8ミリカメラがあれば、の話ですが。使用方法は簡易で、8ミリフィルムの代わりにカメラにセットして、後はシャッターを押すだけ。基本仕様としては、イメージセンサにOmni Vision OV5600シリーズの500万画素を採用して、アスペクトレシオ4:3の720p/60fpsの撮影が可能となっています。内蔵リチウムポリマーバッテリで最大3時間の撮影が可能です。押し入れの片隅に青春の思い出の8ミリカメラが眠っているようなら、問い合わせてみるのもいいと思います。
参照:DIGITAL SUPER 8
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