東芝から世界最速のmicroSDHC/SDXCメモリカードのサンプル出荷が発表されています。OEM中心に考えられている様で、自社ブランドでの販売はアナウンスされていませんでしたが。今回発表されたのは32GB/64GBの2種で、いずれもUHS-IIに対応しています。数字上、32GBモデルの転送速度は凄まじく、リード時260MB/Sec、ライト時でも240MB/Secにも達しますから、ちょっとしたSSD並みと言えます。もちろん、この速度を実現するには、USB3.0接続のUHS-II対応リーダ/ライタが必要になりますが、同社では用意していない様です。64GBモデルもクラス最高レベルの145MB/Sec,130MB/Secのスペックを持ちますが、32GBモデルに比べると遅めと言う印象を受けてしまいます。2レーン半二重通信とはいえ、HD312対応の32GBモデルに対して、1レーン全二重通信/FD156対応の64GBモデルでは、フラッシュメモリそのものの性能に関わらず、遅いインターフェースになっていると言う事になります。なお、出荷時フォーマットは、それぞれFAT32/exFATと異なっています。既にサンプル出荷は始まっている様なので、量産化された暁には、各社からOEM商品が出て来るのではないかと。
参照:世界最速の転送速度を実現したmicroSDカードのサンプル出荷について
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