behanceで紹介していたx.poseが、見た目と実際の技術の落差がものすごいです。パッと見はちょっと露出度の高い、メッシュ状のコルセットの様な形状です。構造は3層になっているのですが、最外装の黒い部分は3Dプリント出力されています。最内装にはReactive Displayが組み込まれており、この一部が透明になったり、不透明になったりして、露出度をさらに変化させると言う衣装です。透明/不透明になる素材は、ガラス等で実用化されていますので、それに類した素材が使用されていると判断していいでしょう。この変化はスマフォからサーバに位置情報等を送り、それを元にサーバが判断してフィードバック。スマフォからBluetooth経由でArduinoベースのコントローラに送られて、制御されています。データ駆動型の衣装と言う感じでしょうか?海岸にいれば露出度は高めに、ビジネス街では控えめにと言った構成がとれる訳です。今風な感じの制御構成ではあるんですが、これを衣装に適用したのがすごいと思うのですよ。加えるならば、今後の衣装デザインにも大きく変化が起こる可能性も示唆しています。現在はアートの領域かも知れませんが、それほど遠くない未来にこういう衣装が一般化するのかも知れません。いや、露出度は別にして。
参照:x.pose
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