往年のソニーにはカセットデンスケという生録用レコーダがあったのですが、それを彷彿させる様なデザインのデジタルレコーダー「DR-680MKII」がTASCAMブランドから販売されます。最近のサウンドレコーダには珍しい、肩から下げて持ち歩く様な比較的大型サイズの製品です。アナログマイク入力4ch+ライン入力2chの多機能録再機ですが、個別にレベル設定できる2ch分のミックストラックと合わせて、最大8ch録再が可能です。ただし、2chの録音は192KHz/24bitに対応しますが、8ch録音時は96KHz/24bitまでの対応になります。記録媒体は最大128GBのSD/SDHC/SDXCメモリカード、記録形式はWAV/BWF/MP3になります。電源は外部ACアダプタか単三サイズの乾電池/バッテリを8本使用し、電池は一般的な乾電池/ニッケル水素バッテリの他に、Energizer ULTIMATE LITHIUMというリチウム電池に対応しています。リチウム電池の8倍長持ちといううたい文句通りには行きませんが、公称値で2倍以上の利用時間になります。また、複数機をカスケード接続して、録再ボタンを1台で制御する機能も有しているので、複数機でのオペレーションが楽になります。店頭予想価格は75000円前後との事。多数の入出力等、ハンディタイプの製品では出来ない事を多く盛り込んだ製品で、個人的にはこちらの方が好みではあります。
参照:リニアPCMレコーダー「DR-680MKII」
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