泣く子も黙る電卓業界の雄TI社から、教育機関向けの電卓「TI-84 Plus CE」が発表されています。日本だと、カシオ辺りが似た様な製品を出している様な気がします。従来機TI-84 Plus C Silver Editionに比べて30%の薄型化と軽量化が図られたのが特徴です。電卓にしては大きな画面に、320x240のQVGAのLCDを搭載し、ピクセル密度は140dpi。16bitカラーでグラフ等の表示が可能です。 内蔵RAMは154KB、フラッシュROMは3MBで、幾何学学習用のCabri™ Jr、表計算のCellSheet等の各種ネイティブアプリがインストールされています。なぜか、元素の周期表も含まれていて、電卓の範疇からはだいぶはみ出している様な気もしますが。開発キットも用意されているので、自分でアプリを開発する事も出来る様です。バッテリはリチウムポリマーバッテリを内蔵して、USBバスパワーで充電されます。なお、USBポートは充電だけではなく、いわゆる母艦となるPCと接続したり、同じTI-84シリーズ各機種と相互に接続する事も出来る様です。欧米の各種言語に対応していますが、流石に日本語には対応していない様ですが。2015年春の販売が予定されていますが、細かなリリース時期/価格ともに未定の様です。日本では販売されませんが、ちょっと面白そうに思います。表計算ソフトまで含んでいると、それなりに使える様に思います。
参照:TI‑84 Plus CE Graphing Calculator
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