Virgin Galactica社が空中発射型の衛星発射システムを発表していますが、それを「今更?」と思っているのかもしれないのが、先駆者であるStratolaunch Systems社です。こちらは桁違いの巨大なシステムなので、かなり大規模な衛星を軌道投入できる事が期待されます。なんと言っても、ボーイング747に搭載されているのと同じエンジンを6発搭載し、翼幅は117m!フットボールのフィールドよりも広いです。発射システムは、双胴式の機体の間にロケットを懸架し、高空まで運んだ後に切り離し。ロケットはそのまま衛星軌道まで吹っ飛んでいくと言う訳です。確かにこの方式/サイズならば、母機は繰り返し使う事が可能になりますから、低コスト化が見込めます。ただ、サイズや危険性を考えると、海に近い専用空港からの発進が必至になり、その分はコスト上昇の要因になると言えます。未だ実機はありませんが、ちょっと見てみたい気がしますね。
参照:Stratolaunch Systems
0 件のコメント:
コメントを投稿