日曜日, 8月 23, 2015

【BAE Systems Inc,.】射撃時に外に出る必要がない自走留弾砲

Sweden陸軍に配備されているアーチャー自走留弾砲が大変ユニークな砲身収納システムを使っています。自走砲と言うと戦車に近い形状を思いつきますが、こちらはボルボのトラックをベースにした車体で、最後尾に不釣り合いなくらいに巨大な砲塔が配置されています。ここには炸薬と弾薬を納めておく事が出来、最大で21発の発射が可能な様です。操作はキャビンから行なえる為、装填後は最小構成の人員で砲撃を加える事が可能です。当然、この方式では長い砲身の収納が問題になります。いくら最後尾に砲塔を持っていったとしても、その問題から逃げる事が出来ません。また、移動の際には砲身を固定しておく必要がありますが、移動中はわずかな人数しかいない訳ですから、簡単に、確実に固定できなければいけません。そこでだしてきたのが、砲撃後に砲塔内に砲身を縮めていれ、それでも外部に出る砲身は専用のカバー内に入れて固定すると言うやり方です。動画では、再生開始後2分前後にその映像がありますが、妙にツボに入ってしまいました。ここまで徹底した自動化を果たしたおかげで、砲撃中に外に出る必要がなくなり、安全性も高くとれた訳です。ちなみに、キャビン上に装備されている機関銃も、キャビン内からコントロールが可能です。

参照:Archer Artillery System

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