アイスのバケット買いなんて言うのは、実はさして珍しい事ではないのだと思うのですが、問題になるのは冷えて固まったアイスをどうやって小分けにするかと言う点。保存はバケットのまま冷凍庫に入れておけばいい訳ですが、冷えて固まったアイスはそうそう簡単にはとれやしません。大型のスプーンどころか、並みの業務用スプーンでも簡単には太刀打ちできないくらいの固さになりますから。そこで、HAT! InventionsのScoopTHAT!IIですよ。スプーンの縁にアルミ合金製のサーモリングを埋め込み、発熱させる事でアイスを溶かしつつ、小分けにしていくと言うアイススプーンです。サーモリングに接する部分だけが溶け、溶けた部分も周囲の温度差ですぐに元に戻ると言う訳です。ここで重要なのは熱源になる訳ですが、ハンドルの内部の生分解性のゲルがサーモリングに熱を伝えると言う事ですが、詳細は特許が絡んでいるのか明記されません。多分シズマドライブではないと思いますが、相当な発熱量になる様です。少なくとも、乾電池の類いや、手の発熱を受けてと言う事ではなさそうです。とは言うものの、オンラインでの販売価格が$25程なので、まともに動くのならいいかな、と。
参照:ScoopTHAT! II
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