テックウインド社から、テンキーレスのミニキーボードにしか見えない「キーボードPC」が販売されます。まったくもってキーボード単体にしか見えないのですが、内部にはPCがまるまる詰まっています。言ってしまえば、最近のWindows10搭載タブレット端末のロジックボードだけを抽出して、それをタッチパッド搭載のミニキーボードの内部に組み込んだ様なものです。CPUにはAtomZ3735F/1.33GHzを搭載し、メモリはDDR3L/2GB。ストレージは32GBと少容量ですが、背面に64GBにまで対応したmicroSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットがありますので、これをサブストレージとして使用します。ワイヤレスはBluetooth4.0LE、IEEE802.11b/g/nに対応し、ビデオ出力はVGA/HDMI。ただし、USBは2.0対応ポートが2ポートのみです。実際、この構成は最近の低価格タブレット端末と全く同一です。なるほど、安価なのも訳があると。メイン機に使うにはちょっと力不足でしょうが、サブ機や特定用途向けとしては十分に利用可能な端末になります。残念ながら、本機を他機のキーボードとして直接接続する事はできません。店頭予想価格は2万円程との事。数年前くらいに、キーボード一体型のPCのミニブームがあったのですが、その頃の製品よりはちょっと安っぽい感じになっています。現行のミニキーボードとはよく似ていますけど。
参照:Windows 10を搭載した「キーボードPC」を発売
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