AKiTiO社から、Thunderbolt3接続のストレージデバイス「Thunder3 RAID Station」が販売されています。一見すると単なる外付けHDDにしか見えないのですが、実態は多機能なドックになっています。主たる機能はハードウェアRAIDに対応したストレージで、2台の2.5"/3.5"径のHDD/SSDを内蔵する事ができ、RAID0/1,JBODと独立で認識するモードに対応しています。ただし、ケースを外さないと脱着ができない構造のため、ホットスワップは非対応。フロントパネル中央にはSD/SDHC/SDXCメモリカードスロットが1基配置されています。背面にはGigabit Ethernet対応の有線LANポートと、USB3.1Gen.1用のUSB-Aが2ポート。さらに、ディスプレイを接続可能なDisplayportが内蔵されています。Thunderbolt3の接続のためのUSB-C端子は2ポートあるので、デイジーチェーン接続に対応します。なお、USB-C端子は27Wの電源出力が可能で、ノートPCに接続した場合でも電源を別に接続する必要がありません。MacBookの様なUSB-Cポートが1基しかないノートPCでも、それ程心配せずに利用できます。ちょっと低いのが気になりますが。店頭予想価格は54000円程で、この他にHDD/SSDが1〜2台必要になります。機能だけで見ると、既にお腹いっぱい状態で、ノートPC等で不足している機能はほぼすべて補えるんじゃないかと。
参照:Thunder3 RAID Station
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