FiiO社から、ハイレゾサウンドに対応したヘッドフォンアンプ「Q3」が販売されます。ホストとの接続端子にUSB-Cを採用したことで、かなり薄型の筐体となっています。iPhoneなどとの接続も、MFi認証済みなので安心です。USBインターフェースにはXMOS社製のXUF208を採用し、768KHz/32bit PCM、DSD512(DSD 22MHz)のデータに対応します。DACにはAKM社製のAK4462を採用しており、低歪みと対域外ノイズの抑制が図られています。アンプ部にはTHX社製のTHX-AAAが採用され、高出力時でも低歪のサウンド出力を実現しています。ヘッドフォン端子は一般的な3.5mmφのヘッドフォン端子のほか、2.5mmφ/4.4mmφのバランス出力も備えます。なお、3.5mmφの出力端子はライン入力も可能になっています。まぁ、バランス出力でしか聞けませんが。内蔵バッテリ容量は1800mAhと、この種のヘッドフォンアンプにしては大容量で、連続音楽再生時間は3.5mmφでの出力時で10時間にも及びます。音量調整のつまみは薄型化に伴って小径化していますが、ボリューム調整をしても左右の音量不均衡が生じないようになっています。本体サイズは105mm(L) x 59mm(W) x 12.5mm(D)なので、iPod touchと重ね持ちするのにはちょうど良さそうです。国内販売は総販売代理店のエミライ社から行われ、市場予想価格は17000円前後とのことです。思ったよりも安価です。
参照:Q3
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