ソニーから、先頃発表されたか全ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds」の派生モデル「LinkBuds S」が販売されます。派生モデルとはいっても、微妙にデザインが変更されているので、言われないとわからないかもしれません。元モデルとの大きな違いは2点で、ノイズキャンセラーの搭載とLDACの対応です。ノイズキャセラーとハイレゾ対応モデルとしては世界最小となり、耳に完全に埋め込まれているかのようです。本体の重量も片側4.8gと軽量なので、うっかりすると装着していることを忘れてしまうかもしれません。小さいとは言っても、耳への接触面積は増えているそうなので、簡単に抜け落ちることはなさそうです。ノイズキャンセラーはWH-1000XM5と同じ独自設計のV1チップを搭載していますが、デュアルマイク方式でのピックアップとなります。もちろん、外音取り込みモードとは切り替えて使えます。小さい事で気になるバッテリーの持ちですが、単独での連続音楽再生は、ノイズキャンセルオンでも6時間、オフでは9時間。充電ボックスを使用する断続使用時間はそれぞれ20時間、30時間になるので、実用上の問題はないと思われます。5分充電で、最大60分の使用が可能な急速充電にも対応しています。LinkBubsにあった360° Reality Audioへの対応も引き継がれています。ホスト機との接続はBluetooth5.2で、サウンドコーデックはSBC/AAC/LDACに対応します。LDACに対応したことで、ハイレゾサウンドも楽しめることになります。オンラインストアでの販売価格は26400円(税込)なので、LinkBubsとは3000円程度しか違わないことになります。こちらの方がコストパフォーマンスは高そうです。
参照:ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「LinkBuds S」
0 件のコメント:
コメントを投稿