前世紀のレーダーの様なアンテナが印象的な超多機能ルータWRT600Nが、LinkSys社から発表されています。大げさな3本のアンテナは、無線LANのアクセスポイントとして利用するためのものです。このアンテナとMIMOテクノロジーを組み合わせることで、実効通信速度の向上と利用範囲の拡大を図っている様です。対応する無線LANの規格はIEEE802.11a/b/g及びドラフト版の802.11nです。したがって、アンテナも2.4GHz帯と5GHz帯の両方をカバーしています。有線LANの方は4ポートのハブ機能を有しており、いずれもGigabitEthernetに対応しています。つまり、現時点に於いては、有線/無線LANの最速規格を網羅している訳で、それだけでも注目に値します。さらに、USBポートが用意されており、ここにハードディスクやフラッシュメモリを取り付けることで、共有アクセスが可能になります。もちろん、ファイヤウォールや無線LANセキュリティも充実しており、最強のブロードバンドルータと言っても過言ではないでしょう。多機能であると言うことは、それだけ管理者が責任を持って設定する必要があると言うことでもあります。導入前に、技術者を育成しておいた方がいいでしょう。
無線機器としての許認可があるので、すぐに日本にはいっては来ない訳ですが、ちょっとメカメカしいデザインと、仰々しいアンテナはヲタク心をくすぐります。
参照:WRT600N
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