富士通から、2.5"系で最大容量500GBの「MHZ2 BT」シリーズの開発と販売を発表しています。インターフェースはSATAIIの3Gbpsで、回転数は4200rpmとちょっと遅め。シリーズのラインナップは400GBと500GBの2機種で、発売は2008年5月頃からとなっています。消費電力は割りと低く抑えられており、SATAII時で1.8W、SATAで1.6Wとなっていますので、下手なSSD並みの消費電力になっています。コストと容量の2点で、SSDよりも有利と考えている様です。ただし、HDDそのものの厚みは、一般的な製品の8.5/9.5mmよりもあり、12.5mmになっています。したがって、従来製品をそのままリプレースする事はできないかもしれません。というか、大型のオールインワンタイプでない限りは、このドライブに入れ替えるのは難しいのではないかと思います。
販売価格は、現時点ではメーカー生産用の製品と考えられているため、公表はされていません。予定通りに出荷されるのならば、今年の夏モデルに搭載される事になると考えられます。
参照:最大容量500ギガバイト2.5型HDD新発売
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