旅行に行く際に使われる事の多いキャリーバッグですが、従来製品だと内容物が多くなったときに重くなりすぎて、移動するのも大変でした。そのためにliveluggage社が出してきた回答が、電動アシスト機能付きのキャリーバッグPAシリーズです。12V(=1.2V x 10)のNiMHバッテリを内蔵していますが、完全充電には一晩かかるようです。2.5時間の充電でも、32Kgの重量を入れたバッグを2kmほどアシストして移動する事が可能だそうです。あくまでもアシストまでで、底面の2つのモーター付きホイールで自立自走式できる訳ではありません。従って、免許も不要です。ABS樹脂による外装のケースは、同程度の容量を有する他社製品よりも軽量としていますが、それでも10.6Kgほどもあります。ここで重要な要素になってくるのが、 “Anti-gravity Handle”と名付けられたハンドルです。ハンドルそのものは上下方向にスライドし、3カ所で固定する事が可能です。ほぼ中央に配置されたハンドルは、太めで握りやすく、頑丈にできています。電動アシストがなくても、このハンドルは使いやすいのではないかと思えますね。オンラインでの販売価格はかなりのもので、$1,365.25となっていますから、日本円にして14万円超くらいの金額です。
ちょっと気になったのは、このバッグのホイールの低さです。容量を稼ぐためには仕方のない事なのでしょうが、異様に地面から底面までが低いように感じます。スーパーカーですか、こりゃ?舗装された道路でも、縁石に当たったりするのは確実です。いくらABS樹脂が丈夫だからといっても、ちょっとそれに頼り過ぎじゃないかと思いますが。いや、少なくとも、夏冬の有明方面では使いにくいでしょう。でも、ちょっと電動アシスト式のバッグは欲しい気がします。
参照:Live Luggage makes bags for over-packers
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