Micron社から、次世代のSSDたるRealSSDシリーズが発表されています。もしかすると、データ転送速度に関しては、HD最速のVelociRaptorを超えたかもしれません。RealSSDシリーズを構成するのは、SLCを採用したハイスピードモデルのP200シリーズと、MLCを採用したスタンダードモデルのC200シリーズです。P200シリーズはさすがに高速で、公称データ転送速度が読み書きのいずれでも250MB/Secとなっているので、スペック上はHD最速と言われるVelociRaptorを超えています。2.5"物理互換で、インターフェースは3GbpsのSATA。用意される容量は16〜128GBですから、容量的には少なめと言えますが、アイドル時0.3W/稼働時2.5Wの消費電力はかなり低いと言えます。ただ、省電力型のHDがこれに近い値なので、省電力メインで考えると差がないとも言えます。一方、MLC採用のC200シリーズはさすがにそこまではいきませんが、それでも読み込みで250MB/Sec、書き込みで100MB/Secです。こちらは1.8"/2.5"物理互換の製品が用意され、1.8"物理互換の製品では32〜128GBまでの容量が用意され、2.5"互換では最大で256GBまで用意される様です。
多分、どこかでVelociRaptorとの速度比較のベンチマークが掲載されるでしょうが、超えた可能性が高いですね。
参照:Next-Generation RealSSD™ Solid State Drives
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