フォトファースト社から,3.5"サイズのSSDが発表されています。以前は3.5"サイズのSSDもあったんですが,SATAのコネクタが2.5"/3.5"で互換性があり,アダプタだけでサイズの違いが克服できる事と,需要としては2.5"の方が多かった事から,商品リリースが極端に減っていたんです。一般的な2.5"サイズのSSDとの違いは,こちらの内部構成がRAID5になっている事です。外部インターフェースはSATAIIで、用意される容量は64GB/128GB/256GB/512GB/1TB/2TBと,普通のハードディスクと比べてもほとんど変わらない容量を確保しています。ただし,この容量がメモリの総容量なのか,RAID5構成の減算後の容量なのかは不明です。キャッシュメモリは256MBのDDR2SDRAMを搭載しており,読み書きの最大転送速度は共に270MB/Sec。理論転送速度に対する実転送速度の比率は90%と,めちゃめちゃな速度です。対応OSもWindows 2000/XP/Vista及びMacOSX10.4以降となっています。価格までは未だ発表がありませんが,当初はかなり高額であろう事が予想されます。7月より順次販売開始になるそうです。
それにしても,転送速度では完全にハードディスクを抜き去り,容量もここで並んだ訳です。あとは価格がどうなってくるかと言うところですが,これはもうしばらくはかかるでしょうねぇ。3.5"系のSSDと言えば,鳴かず飛ばずの状況が続いていましたが,内部的にRAID構成にしてくるとは,大きさを生かした製品は初めてじゃないでしょうか?
参照:3.5インチサイズSATA RAID5内蔵SSD G-Monster 3.5 Raid5 WorkStation Editionを7月より発売
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