SanDisk社から、従来のExtremeIVの上位モデルとしてExtremeProコンパクトフラッシュメモリカードシリーズが発表されています。このシリーズはExtremeIVシリーズの倍の転送速度である90MB/Sec(600倍速)を実現しており、RAW+JPEG等と言うデジ眼での撮影時でも、十分な余力を残した能力になります。ちなみに、この速度はリード/ライト両方で実現されているとしています。内部では新開発のPower Core™コントローラのデュアルレーンアーキテクチャの採用や、ソフトウェアのアルゴリズム改善によって、この速度が実現できたとしています。多分、現在の速度向上著しいSSDの技術が投入されていると思われるのですが、定かではありません。用意される容量は16/32/64GBの3品種で、それぞれのオンラインでの販売価格は$304.00/$507.99/$811.99となっています。価格が価格なだけに、コンシューマ向きではないかもしれませんが、ExtremeIVでも能力不足と感じる高速撮影を主としているカメラマンには適切でしょう。
ただし、問題視されるのは、この速度を受け止めるだけのリーダ/ライタが用意されていない事で、従来のFireWire接続のリーダ/ライタSanDisk Extreme® FireWire Readerでさえ40MB/Secの能力しかなく、eSATAあるいはFireWire800接続のリーダ/ライタの登場が望まれます。こちらの方は、未だ発表がありません。
参照:SanDisk® Extreme® Pro™ CompactFlash® Card
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