Elgato社から、HDTV対応のビデオキャプチャユニット「EyeTV HD」が発表になっています。SD規格の480i/p、576i/p及び、HD規格の720p/1080iに対応しています。SD規格の信号はRCAピンかS端子によるコンポジット信号、HD規格の信号はコンポーネント形式のRCAピンで受けます。オーディオはRCAピンによる一般的なライン入力です。まぁ、アナログ信号に変換したあとの処理なので、アナログ出力が可能なチューナが別に必要にはなる訳ですが。出力は最大15Mbpsのレート、1920x1080/30fpsまでの出力が可能というハイスペックで、エンコード形式はMPEG4(H.264)になります。表示サイズを変換すれば、iPod/iPhone/iPad等での表示も可能になります。ただし、それ故に要求されるCPUスペックも高く、Coer2Duo/2.26GHz以上、2GB以上のRAM、MacOSX10.6.2以降の環境が必要です。Macとの接続はUSB2.0です。オンラインでの販売価格は$199.95です。とは言え、デジタル放送が間近に迫っている状況では、微妙な製品と言っていいでしょう。デジタル信号をアナログに変換できればキャプチャは可能ですし、ダビング10等の煩わしさには縛られなくなりますが、画質は落ちます。デジタル信号のままでキャプチャすれば画質はいいのですが、著作権の絡みが面倒です。狭間な今でしかあり得ない商品なのかも知れません。
参照:EyeTV HD
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