自転車に乗る時にはハンドサインが必要です

非常にユニークなバッグデザインですが、ロードサイクラーにしかアピールしません。子供の頃、交通安全教室等で自転車に乗った際の方向転換のハンドサインを習いましたが、それの代わりを務める物です。背負ったバッグには方向指示用のディスプレイが内蔵されており、左右とSTOPを表示する事ができます。ディスプレイ表示の切り替えは手元のリモコンスイッチで行ない、後方からはディスプレイがはっきりと見えます。交通安全と言う意味では非常にいい訳ですし、視認性にも問題はありませんが、実用性は如何に？と言う感じもします。一応、今年のreddot design awardの入賞作品ではあるんですが、何となくデザインのためのデザインに見えて、実用化までは考えていないのかなと言う気がします。 と言うのは、リモコンスイッチが手元にあると言う点が気になっているからです。これ、自転車に乗っている時以外は全く役に立ちませんから、リモコンスイッチもハンドルに取り付けられる様にするのがいいんじゃないかと思うのです。ワイヤレスのリモコンスイッチがあるのはいいのですが、実用化と言う点はもう少し時間が必要かなって感じます。
参照：lee myung su design lab.