バッファロー社からNASの新型で「LS-VLシリーズが発表されています。独自ソフトのターボPC/ターボコピーの併用で、従来機種よりも高速なデータ転送が可能になったというのが売りなんですが、実効値としてはあまり意味がない様な気もします。ネットワークでのデータ転送は、必ず切れるタイミングが発生するため、常時この速度が出せる訳ではないからです。いわゆる、ネットが重い状態にまでなると、この数値は出せないでしょうし。まぁ、数字の上でだけでも早いのは、購買意欲を誘いますので。WEB経由でのデータアクセスが可能なのは従来機と同様ですが、目新しい宣伝文句はiPad/iPhone/スマートフォンへの対応でしょう。レグザへの対応も、見逃せないところであるという方もいるかも知れませんが。ネットワークはGigabitEthernet対応で、無線LANは未対応です。拡張用にUSBポートが1基あり、ここにセルフパワーのハードディスクを接続して容量を増やしたり、一定間隔でバックアップを行なったりできます。iTunesサーバ/プリントサーバの機能を持ち、BitTorrentも利用可能です。対応OSはWindows XP/Vista/7とMacOSX10.3.9以降ですが、MacOSXではターボPC/ターボコピー等の機能は提供されませんし、付属のソフトはWindows対応のみです。まぁ、TimeMachinに対応してくれているので、簡単バックアップ等は代替えできます。内蔵ハードディスクは3.5"径/SATA接続の製品が1台のみで、用意される容量は500GB/1TB/1.5TB/2TBの4機種。オンラインでの販売価格はそれぞれ18900円/23200円/26400円/31700円(税抜き)です。Windowsメインで使っていて、Macもあるという環境向けの製品でしょう。
参照:ネットワーク対応HDD(NAS)「LS-VLシリーズ」
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