Lockheed Martin社がDARPAのFlying Humvee開発に提案したデザイン画なのですが、エート、どこから突っ込んでいい物やら。そもそも、装甲車とヘリコプターのいいとこ取りを目指した機体の開発計画で、明らかに無理がある訳なんですが、その無理を通すために各社から提案がなされた訳ですよ。で、ロッキード=マーティン案で採用したのが軽飛行機で見かける肩翼式の主翼に、ダクテッドファンを搭載して、主翼毎角度を変える事でヘリコプターに近い機動が行なえると言う案です。ダクテッドファンを採用した時点で肩翼式は確定な訳ですが、デザイン案のままでは素人目にもダクテッドファンとその下側の風向制御板が危険と言うのが分かります。とすると、手っ取り早い解決方法としては、ファンを翼の付け根から外側に移動させるとなるわけですが…。
現実的にはどうか分かりませんが、リアル「マットジャイロ」が登場する日が来るのかもしれません。
参照:Lockheed Joins DARPA's 'Flying Humvee" Quest
0 件のコメント:
コメントを投稿