シーゲート社から24時間365日の稼働を前提とした「Constellation.2™ハードディスク・ドライブ」が発表されています。このドライブはサーバなどに使用されることを前提としており、インターフェースはSAS/SATAの6Gbpsに対応しているにもかかわらず、消費電力が小さいのが特徴です。動作時の平均電力は5.21W(1TBモデル)、アイドル時では3.31W(同)程度です。24時間/365日の運用でも、MTBFは140万時間と長寿命です。用意される容量は250GB/500GB/1TBですから、ブレードサーバなどに使用するにはもってこいの製品といえます。バッファメモリは、2.5"クラスとしては最大容量の64MB。回転数は7200rpmです。ただし、本体の厚みは14.8mmと、ノートPCに入れることができないくらいの大型製品です。3.5"のハードディスクよりはだいぶ薄くなりますが。オプションでハードウェア暗号化に対応することができ、万が一のデータ盗難にも備えることができます。って、データ盗難にあうくらいなら、そのままサーバごと持っていかれるんじゃないかと。
あまり一般向けとはいえない製品ですが、1TBモデルがなかったため、ブレードサーバなどへの組み込み用途が期待されます。
参照:Constellation.2™ハードディスク・ドライブ
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