ドイツのPC-Aero社から、電気駆動の航空機「Elektraシリーズ」が発表されています。以前にも電気駆動の航空機を紹介した事がありますが、あちらは小出力のモーター2台を有していた事もあり、ちょっと、通常考えられる航空機とはイメージが違っていた様に思います。こちらは機種にプロペラを搭載した単発機で、一般的なイメージに近い様に思います。もう少し翼長があると、電動グライダーに見えたりもしますが。シリーズには単座のElektra One、複座のElektra Two、四座のElektra Fourの3機種と、Elektra Oneをベースにして翼にソーラーパネルを搭載したSolar and Acroの計4機種で構成されています。Elektra Oneは軽飛行機並の翼面荷重で、モーター出力は16kW。最大航続距離は400km、最大滞空時間は3時間と言うスペックです。乾燥重量は120kgだそうですから、軽自動車どころか、大型バイクよりちょっと重い程度でしょうか。諸手続きや国土の狭さ等を考えると、日本で導入するのは非常に難しいのですが、マイクロプレーン以上、セスナ未満と言うジャンルが築けるかもしれません。ペイロードは少ないですが。ただ、見た目の問題ですが、かなり細目の機体ですから、そう言う点での不安感は拭えません。私が乗ったら、折れそうな気がします。
参照:PC-Aero
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