土曜日, 1月 15, 2011

真空管のヒーターは良いものです

SCHIIT AUDIO社から予約販売が開始されているのが、ハイブリッド方式のヘッドフォンアンプ「LYR」です。天板からにょきっと生えている2本のガラス管が、このアンプの最終段が真空管で形作られている事を表しています。ECC88が装着されていますが、6922/6DJ8等が使用される事もある様です。前段には、真空管に特性が似ていると言われているMOSFETが使用されており、全段真空管と言う構成の音に近いのではないかと。聞いた事はないですが。本体は5年保証ですが、真空管のみ90日保証になっており、これはユーザで交換してもいい様です。当然ですが、アンプ部はデジタルではなくアナログアンプで、もっとも音質が良いとされるA級アンプの構成になっています。デジタルの堅い音と言うイメージを、アナログの柔らかい音に変えて出力してくれると考えると、割りといいのではないかと。予約価格は$449で、2011年3月1日の出荷を予定している様です。正直、どこまで音が変わるか分かりませんが、やはり真空管のヒータの赤い光は、安心させてくれます。最近は真空管アンプの発表も減っているので、需要を掘り起こす起爆剤になってくれるといいのですが。
参照:HYBRID HEADPHONE AMPLIFIER LYR

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