実は、ちょうど1年前に発表されていた様なのですが、ようやく店頭デモが行なえる程度の量産試作品が用意されたらしい「CoolLeaf」です。デザイナーは、Macユーザにはお馴染みの川崎和男氏。「何、普通のキーボードじゃん」なんて思ったら、大間違いです。まず、このキーボードにはキートップがありません。完全フラットの平面キーボードで、タッチセンサー式になっています。表面は透明のアクリス板で、すぐ内側にハーフミラー層があるため、表面は鏡面加工されているかの様に見えます。また、表面から内部に向かう隙間がありませんから、基本的には防滴構造で、汚れ等も簡単に拭き取る事ができます。感度調整可能な静電容量方式のタッチセンサが内部にあり、軽く触れるだけでも入力が可能です。手術用の手袋の使用も可能で、5キーまでの同時入力も可能になっています。キートップがなければ文字が分からんだろうと言うの心配はもっともですが、LEDによってバックライティングされているので、気にする事はありません。また、暗いところでも問題なく使えるメリットもあります。実機はドスパラパーツ館(旧T-ZONE DIY Shop)の2階で見る事ができますが、かなり美しいキーボードです。画像では分かりにくいのですが、まるでSF映画にでてくる未来のキーボードの様です。もう少し、まともな画像を置いておいてくださいよ、ミネベアさん。これ、実機を見ないと魅力が分かりにくいですが、デザインにこだわるユーザには人気が出るんじゃないかと思います。
ちなみに、販売代理店はユーエーシー株式会社ですが、記事執筆時点では同社サイトには情報がありませんでした。5月頃より販売が開始される予定で、予定価格は2万円前後との事です。ま、かなり高価なのは事実ですけどね。
参照:川崎和男氏デザイン、全面フラットの「キーボード」「リモートコントロール機器」「電卓」
参照:「COOL LEAF」キーボード、秋葉原のPCショップ「ドスパラ」にて店頭展示開始!
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