ソニーからサーバ向け等に販売されているオリビン型リン酸鉄を使用したリチウムイオンバッテリを、家庭用のバックアップバッテリとして使用する様な電源装置としても販売開始する様です。本体サイズは210mm(W) × 350mm(H) × 270mm(D)なので、家庭用の電源として使用する場合のスペースも、容易に確保できるのではないかと思われます。ただし、蓄電容量は300Whで、電子レンジ等の大電力消費する様な製品に接続する事はできません。接続はそれほど面倒ではなく、専用のACアダプタでコンセントと接続し、使用する電気器具をバッテリ本体のコンセントに接続するだけです。細かなモード変更等はなく、単純な機能にしぼった感があります。出力の周波数の違いで、CP-S300E(50Hz)/CP-S300W(60Hz)の2機種が販売されますが、入力はアダプタでDC変換されるので、周波数とは無関係です。2011年10月からの販売が予定されており、市場予想価格は15万円前後。意外とと言っては失礼かもしれませんが、安価の様に思います。UPSとして考えると高額ですが、汎用性と常時給電、バッテリの寿命の長さを考えれば、納得の価格ではないかと。
今後、急激に電力が不足する事態と言うのはないと思うのですが、いつまた天災で電源が入らなくなるやも知れません。そう言うときの備えと考えて、導入を検討されてはどうでしょう。
参照:ホームエネルギーサーバー『CP-S300E』『CP-S300W』
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