フランスベッドから、目から鱗の技術を搭載した車いす「サイドウェイ」を1月下旬から販売するとアナウンスされていました。車いすの問題点としてあげられるのに、正面からでないと人の出入りができず、細かな移動がしにくい事があります。四輪自動車と同じと考えるべきなのかもしれませんが、まぁ、事実は事実です。この「サイドウェイ」はそれを改良した製品で、通常時は普通の車いすと変わりません。目から鱗の技術は必要な時にのみ使用可能にできる補助輪と、左右肘掛け部分の上げ下げです。両サイドの車輪の内側にセットされたレバーを引くことで、前後左右に移動可能な補助輪をだし、主車輪を浮かせます。前輪は元々回転する様になっているので、足で床を蹴って水平方向に移動させたり、手で壁を押して横方向に移動させることが可能になります。また、浮かせた状態ならば、主車輪のロックを外して取り外すことが可能になり、主車輪の分だけベッドに近づけることができる様になります。この状態では前輪と補助輪のみになるため、長距離の移動はしにくくなりますが、ちょっと横に動かしたい等と言う時には便利な機能となります。さらに肘掛け部分をあげることで、ベッドへの移動もしやすくなります。詳細は、動画をどうぞ。販売価格は22万円程の様ですが、レンタル代金は月額8000円、介護保険利用者負担額は月額800円となっています。いつかお世話になるかもしれない車いす、もっと便利になっていて欲しいものです。
参照:横移動を可能にした自走式車いす「サイドウェイ」発売
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