OCZTech.社から、PCIe対応のSSD「Z-Drive R5」が発表されています。最大容量は実に12TB!サポートされるシステムは幅広く、Linux,Windows Server 2008,MacOSX等の他に、VMware ESXi及びESX等の仮想環境もサポートされます。主として企業内のサーバ向けと言っていいでしょうね。ベースとなるボード上には、4カ所のストレージカードを載せるコネクタが用意されており、各ストレージカードの表裏にこれと対を成すコネクタが装備され、このカードを重ねることで容量の調整をする様です。スタックすることでデータ容量を増やすと言うのは、いまに始まった手法ではないのですが、この製品のメモリカードはかなり小型です。今は無きPowerBook1400のメモリカードが、ちょうどこれと同じ構造でした。メモリカード上のフラッシュメモリにはMLC/eMLC/SLC等が選択可能で、あとはコストと容量との兼ね合いと言うことになります。実機がコンシューマ市場に降りてくることはさすがにないでしょうが、ちょっと気にはなる存在です。何よりも、サポートしているシステムが幅広いのは、魅力ですね。
参照:OCZ Technology and Marvell to Debut Next Generation PCI Express Z-Drive R5 Solid State Solution at Storage Visions 2012
1 件のコメント:
このカードを実装できるMacがMac Proしか無いけど、それさえも無くなりそう。
XServeが有ったら実装出来たろうか。
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