National Instruments社のユーザ事例で、台湾大学で開発されている可変型ロボットが紹介されています。何でN.I.社で紹介されているかと言えば、制御に同社の主要商品であるLabViewが使用されているためです。本来は計測機制御のソフトのはずですが、ちょっと意外な使い方に見えます。このロボットはホイール走行モードと、レッグ歩行モードの二つの動作があり、切り替えて走行する事ができます。レッグ歩行モードはホイールを折り畳んでいるため、BostonDynamics社のLittleDogの様な感じですな。こちらのモードでは走破特性が非常に優れていて、本来の車高と同じくらいの高さの壁も乗り越える事ができます。移動スピードは、ホイール走行モードには適いませんが。何はともあれ、YouTubeの画像を見ていただければ、動作に関してはお分かりいただけるのではないかと。ホイール走行モードでの高速移動と、レッグ歩行モードでの走破特性を組み合わせているところが、結構カッチョいいと思うんですけれど。メンテは大変かもしれませんけどね。
参照:Developing a Leg-Wheel Hybrid Mobile Robot Using LabVIEW and CompactRIO
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