YouTubeに現在開発中のF-35Bの動画があげられています。この動画が珍しいのは翼下パイロンが左右に3基ずつ取り付けられて、さらに外部フューエルタンクまで取り付けられた状態で飛行している事です。過去、公開された映像のほとんどにはこれらの装備は取り付けられておらず、内部ウェポンベイのみでした。翼下パイロンに取り付けた兵装は、ステルス性を著しく損なう可能性もあり、ステルス性を売りにしている同機にとってはかなり頭の痛い問題です。ただ、汎用性を広げるためにはやむを得ない部分があります。また、試験飛行の様子が公開されたのは、遅れているとされる開発の進捗状況のレポートの意味も含んでいます。動画は、あくまでも飛行の状況を撮影したもので、翼下パイロンに吊るした兵装を使っている訳ではないのです。もしかすると、翼下パイロンを取り付けた状態での食う力特性の確認のためだったんでしょうか?
参照:F-35B External Stores Flight Test
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